イェルマの登場人物のフアン
彼は物語のタイトルになっている若い妻イェルマの旦那だ。
「フアン」という名前は、キリスト教のヨハネのスペイン名のようです。
ずいぶんと勝手なこともあったり、横暴だったり、ズレてたり。
神性、人性
混合
父の死
不在の暴力
ロルカの作品はベルナルダ・アルバの家についで2作目で、前回も登場人物の名前に託していることが多いなぁ。と感じました。
今回のイェルマなんて、「不毛な」という意味のようです。日本名だと「幸薄子」ですよ。きっと。
このほかにも「ドローレス =困難の複数」や、「マリア」なんて名前も登場します。
ドローレス という名前は、ロルカの幼少期に育て