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イェルマへの望遠鏡④:桑森ケイ

まだ見ぬ舞台への熱いおすすめコメントをまとめた「イェルマへの望遠鏡」第四弾!

今回は、イェルマの写真も撮ってくれる

ジャカっと雀の桑森ケイさんに書いていただきました。

犬神博士の時から、写真を撮ってくれたり、ライブ録音をしてくれたり、

グッズ作りが大得意!さらに、消しゴムはんこは超うまいです!ジャカっと雀のTシャツも消しゴムはんこで作っているようです。素晴らしいですね〜。

イェルマの稽古場にも撮影で何度もきてくれて、嬉しい限りです。

理知的で誠実な文章♡ありがとうございます。

 

こんにちは、『イェルマ』に撮影で参加しております、ジャカっと雀の桑森ケイと申します。

今作は、一昨年2017年10月の『ベルナルダ・アルバの家』に次ぐガルシア・ロルカ悲劇3部作第二弾です。前作を観たときは自分は20歳。すごいことが目の前で起きていることは分かっても、その面白さは理解できておりませんでした。いま22歳になりまして、少しばかり成長し、楽しめるようになったと思っております。

今作の稽古を何度か拝見して一番に思うことは、「演劇は表現物である」と改めて認識させられる、ということです。大学演劇部から演劇を始めた僕にとって、演劇には”上手い”かどうかという指標がまとわりついていました。表現としての演劇というよりは、見せ物としての演劇として捉えていたんだと思います。

今作の出演者の皆さんは、それとは別次元で、”強い”です。皆さんがたくさんの想像をぶつけて、広げて、悩んで、そして見つけて、面白い演劇を作り上げてらっしゃいます。それこそがまさしく表現で、皆さんが、役者であり表現者なのです。表現者の作る演劇は、強くて面白いです。説得力が違うのです。

歌あり踊りあり、てんこ盛りの表現を浴びる時間を、ぜひももちパレスでお過ごしくださいませ。

桑森ケイ ジャカっと雀 俳優・演出家

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